就職

就職

歴史の中で培われた信頼関係、多彩な業界で活躍する卒業生

学生部長 齋藤修三 教授
学生部長
齋藤 修三 教授
Syuzo Saito

「セカンドステージ」を切り拓く学生一人ひとりと親身に寄り添います

昨今の景気は回復基調とはいえ、学生を取り巻く就職環境はまだ厳しい状況にあります。青山学院女子短期大学が育む、現代を生きる女性に必要な“ 人間のちから”は、コミュニケーション力、課題発見力、関係調整力といった社会人力を支える基盤そのものであり、学生の就職活動に不可欠な基礎体力とも言えるでしょう。その成果は、厳しい状況下の2015 年3 月末で内定率97.1%という数字に表れています。これは学生が厳しい現状を受けとめて積極的に活動した成果であり、60 余年にわたる卒業生の活躍によって、多くの企業との間に本学が築いてきた信頼関係の賜物にほかなりません。本学では初年次から対話力を磨く少人数ゼミや主体的に人生設計を考えるライフ・キャリア・デザイン科目を導入、またボランティアやインターンなど豊富な体験型の企画、さらにメンター教員が学生一人ひとりの相談相手となり、就活のいろはから親身に相談できるキャリアカウンセラーが常駐するなど、教職員一丸となって卒業後の進路を支援しています。

就職指導スケジュール

マナー・メイクアップ講座

マナー・メイクアップ講座

就職ガイダンス

就職ガイダンス

就職模擬面接講座

就職模擬面接講座

キャリアサポートルーム

キャリアサポートルーム

1年次

4月

新入生向けガイダンス

10月~12月

就職ガイダンス(1 年次数回実施)

  • 就職状況報告
  • 就職活動のすすめ方
  • 就職情報サイトの活用について
  • 内定者による就職報告

マナー・メイクアップ講座

内定者による就職活動報告会

1月~3月

就職筆記試験対策講座
(エントリーシート対策講座、SPI 対策講座含む)

筆記試験の傾向や、自分の弱点を知り、春休み等を利用して対策を立てる

就職模擬面接講座

立ち居振る舞い講座

学内企業説明会

2年次

4月

就職ガイダンス

  • 昨年度の状況報告
  • 今年度の動向
  • 就職活動のすすめ方
  • 学校推薦について

公務員希望者への説明会

5月

学内企業説明会

就職Q&A

Q.就職を希望する人の就職率はどうですか?
A.卒業生に対する社会の評価が高く、例年よい結果が出ています。就職活動に関しては、就職ガイダンスなどきめ細かな指導を実施しています。いずれにせよ、社会人としてふさわしい人物を目指して努力すれば、よい結果を得られることでしょう。
Q.短大と大学ではどちらが就職に有利ですか?
A.企業によって短大生と4大生を採用する比率が異なりますので、一概には比較できませんが、本学では、昨今の厳しい就職環境の中、「今後とも青山学院女子短期大学の卒業生を採用したい」と、毎年継続して求人を寄せてくださる企業が数多くあります。
Q.就職活動の際、短大では何が行われますか?
A.就職希望者に対して年に数回の就職ガイダンスを実施するほか、卒業生による就職相談会、内定者による就職活動報告会各種講座などを行っています。キャリアサポートルームでは、キャリアカウンセラーが常駐し、個別相談に応じており、また、同ルームでは、インターネットを利用した企業情報の検索もでき、求人票や企業のパンフレット、入社試験報告書、卒業生によるアンケートなどが整備され、自由に閲覧できます。
Q.子ども学科を卒業すれば幼稚園教諭または保育士になれますか?
A.希望する人は、所定の単位を満たすことによって幼稚園教諭2 種免許状、保育士資格を取得することができます。また、専攻科子ども学専攻では、所定の単位を満たすことによって幼稚園教諭1種免許状を取得することができます。これまで多くの卒業生が、幼稚園、保育所、児童館、児童養護施設、乳児院、病棟保育など、さまざまな場で活躍しています。
Q.学科・専攻によって就職に有利不利はありますか?
A.特にありません。就職ではまず「人物」が問われます。特に、短大生としての教養、つまり在学中に学んだことがどれだけ身についているか、そしてそれを世の中にどれだけ役立てていけるかが重要なことなのです。

子ども学科進路ガイダンス

子ども学科は、前身の児童教育学科(2年制+専攻科)から3年制子ども学科に生まれ変わって、2014 年度7 期生が巣立っていきました。 児童教育学科から通算すると、半世紀にわたる歴史と伝統があり、保育現場では、多くの卒業生が中心を担う働きをしているので、求人も多く、ほぼ100%の就職率を毎年確保しています。保育現場や福祉施設を中心にしながらも、演劇や写真などの芸術分野、一般企業、編入学などの進路を選択する卒業生もおり、多方面で活躍しています。そのような進路を支えるため、学科では独自のスタイルで進路ガイダンスを8回実施しています。そこでは多方面で活躍する先輩の話を聞いたり、また保育現場に就職する際の留意点を紹介しています。現在保育現場は、従来の「保育園」「幼稚園」の枠組みを超えた保育スタイル、従来の「学校法人」「社会福祉法人」「公立」といった枠組みを超えた経営主体があり、多様性を増しています。多くの社会的需要がありますが、さまざまな点で質的に大きく異なる保育が展開されていることにも留意する必要があります。多くの選択肢・情報の中から、自分の保育観を磨き、展開できる保育の場を「選ぶ眼」を養うことをガイダンスでは重視してきました。また昼休みには専任教員がキャリアサポートルームアネックス※で予約制の個別相談も行っています。さらに卒業後も、卒業生幹事、学科教員が協力し、「子ども研究会」(年1 回)を開催し、ニュース(年2回)を発行しています。そこは、卒業生・教員のそれぞれが保育観を見直し学び合う機会、そして楽しい再会の場となっています。

2014年度 子ども学科進路状況

進路 人数
子ども学科3年生 専攻科子ども学専攻
社会へ
(就職)
保育/福祉 私立幼稚園 24 7
公立幼稚園 0 1
私立保育園 24 10
公立福祉職 8 2
認定こども園 0 1
施設・学童他 3 4
企業立保育園 0 2
一般企業 9 1
学びの継続 進学 専攻科 21 0
編入学 6 0
留学、専門学校 他 6 0
その他 4 1
総数 105 29

2015年4月1日 現在

進路ガイダンス スケジュール

2年次

10月

第1回 「卒業生を囲んで」

さまざまな分野で活躍する先輩を招いてお話を聞き、将来の進路について考えていきます。2014 年度は、海外で働いた経験のある保育者、私立保育所で長年保育士として働き、現在その保育園の副園長、司書資格のみ取得し、卒業後公立図書館の児童書担当司書として働いているOG のお話を伺いました。

2月

第2回 「卒業する先輩を囲んで」

保育士資格を活用し就職先を選んだ3 年生の先輩から、保育実習経験を聞くと共に、就職活動の経験談を聞きます。

4月

第3回 「進路を考えるにあたって」

さまざまな教員から「働くということ」について考え方や経験談を聞き、進路について考えていきます。全学生に対して進路希望調査を実施し、学生の希望に沿った就職をサポートするための情報を共有します。

第4回 「保育者をめざすにあたって」

保育者をめざす人は、1年間の就職活動について、留意点や見通し、保育現場の実情などを理解していきます。

3年次

5月

第5回 「編入学について」

編入学を希望する学生は、青山学院大学への推薦編入学を含め、選考方法や留意点について学びます。

7月

第6回 「幼稚園への就職について」

第7回 「保育園・施設への就職について」

保育者をめざす人は、夏休みを前にやっておくべきことを学び、具体的な就職先について検討していきます。

9月

第8回 「実際の就職活動にあたって」

保育者になるための実際の就職活動は10 月〜1月頃がピークとなります。この回では、就職活動の具体的な方法や決め方について確認します。

これ以降は、各教員が個別相談に応じて、就職先を決定していきます。本人が納得できる就職に向けて、最後まで粘り強くサポートしています。

INTERVIEW
INTERVIEW1

興味のある授業に打ち込み集中して学んだ2年間

2014 年3 月現代教養学科卒業

幅広い体験から広がる可能性
青短は授業が豊富に取り揃えられていることに加え、フィールドワークや海外研修など学外での学びも充実しています。2年間で集中して学びを深められることに加え、さまざまな経験を積みながら密度の濃い学生生活を過ごせると考え、入学を決めました。夏季休暇の間に行われた「共生社会実習」では、清里ワークキャンプに参加。牛の世話や自然散策など、都会で暮らしているとなかなかできない貴重な体験をしました。この体験を通して、「自然とともに生きることがどういうものか」を知ると同時に、自分の可能性を広げるために大切なのは、「どんなことにも果敢に挑戦する積極性」だと気づくことができました。

さまざま分野の学びから得たもの
1年次に受けた「読解トレーニング」は、小説を読み、作品について意見交換をする授業。議論を重ねながら作品を読み解くことで、多角的な視点で物事を考えることができるようになりました。また、在学中は他専攻の科目も含めて、関心のある授業は率先して受講。「社会心理学」で教わった「社会における人の心の仕組み」に関する学びは、会社組織の一員として働く今、周囲との良好な人間関係を築くために役立っています。現在は、四季株式会社で全国の企業や学校に公演のご案内をする仕事に携わっています。青短で身につけた積極性を活かし、劇団四季ミュージカルの感動を多くの人に広めていきたいと思います。

INTERVIEW2

実りある2年間にするため新しいことにチャレンジ

2014 年3 月現代教養学科卒業

学友会会長の経験は大きな自信に
「学友会」は、学生が短大生活を有意義にするために様々な学生主体の行事を企画・運営する組織です。私は1年次の後半から学友会の活動に参加し、2年次に会長に就任。2学科制になって最初の学友会会長だったこともあり、大学側から「学校を大きく変えて欲しい」と要望がありました。伝統を引き継ぎながらも「何か新しいことをやろう」と考え、バスツアーや清掃ボランティアなどを実施。学生から好評を得ることができました。学生の代表として報告書をまとめて大学側に報告したり、企業と交渉したりと大変でしたが、今までにない新しい企画を考えて挑戦した経験を通して、人間的に成長できたと思います。

女性の「キャリア」とは何かを学んで
入学して1カ月後には就職ガイダンスが始まり、短大の2年間は短いことを改めて実感。「ライフ・キャリア・デザイン」では、「社会で生きていく一人の女性として、どのようなキャリアビジョンを描いていくか」を学びました。授業の中で自分の人生を見つめ直す機会を与えてもらえたことで、実際に就職活動を始めたときに、将来のビジョンを具体的に考えることができたと思います。今は、旅行会社のウェディングの部署で、ハネムーンに関わる業務をしています。今後は「ウェディングプランナー」の資格を取得し、青短の卒業生や在校生と「ウェディング」の仕事を通じて関わっていきたいと考えています。

INTERVIEW3

子どもたちの気持ちに寄り添える先生を目指して

2012 年3 月子ども学科卒業

子どもの目線で見える風景
歳の離れた弟や近所の子どもたちの面倒を見てきたことで、自然と保育の仕事に就きたいという気持ちが芽生えました。青短の子ども学科の特徴は、子どもの目線や気持ちに共感しながら学べること。私は写真を撮ることが好きなので、卒業制作では木に登って見える風景や公園の遊具を子どもの目線で撮影し、スライドショーにして発表しました。テーマは「想い出の温かみ」。スライドショーで流れる写真を見た人たちが、子ども時代の思い出にひたり、親と遊んだ記憶をたどるきっかけになって欲しいと考え、制作しました。

一緒に考えていける保育者に
授業の中で、実際の保育現場の動画を観る機会がありました。現場で行われている保育活動の良い点や悪い点を探し、グループごとに話し合いを重ねた経験を通して、保育者として働く自分を客観的に見る目が養われたと思います。また、青短の卒業生には保育分野ではなく、別の道に進む人も。先生方は学生一人ひとりの思いを理解し、将来、どのような道に進むべきか、一緒に考えてくださいました。「教え子の気持ちに寄り添ってアドバイスをする」という、保育の仕事にも繋がる大切な心構えを、青短で学ぶことができたと思います。子どもが困ったり、分からなかったりした時にその子の気持ちに寄り添って、一緒に考えていけるような保育者になりたいと考えています。

INTERVIEW4

関わるすべての方が気持ちよく仕事ができるように

2007 年3 月教養学科卒業

街で見かける“車”に誇りと責任を感じます
住友電気工業の主に車の部品を扱う部署に所属し、営業事務として受注管理、納期管理、納期調整、検収業務を行っています。工場の製作や生産状況を把握した上で、客先の製品要求納期を満たすなどの管理が主な仕事です。重要なエンジン部品なども扱っており、その受注数の増減などで世相を感じたり、大変な思いで調整した部品が身近な車に搭載されていることを思い返す度に、社会が円滑にまわるための一部を担っている責任を感じ、身を引き締めています。

青短では、自分で責任を取る姿勢を身につけました
青短を一言でいうと「自由な大学」だと思います。私は、幅広い科目の中からの自由な履修に加え、興味のあった司書課程も受講しました。個人のやる気次第で可能性を広げられるのが青短の魅力だといえるでしょう。この自由な環境の中で培った「自分で責任を取る」という姿勢が、今の仕事にも活かされていると感じています。今後も自社他社問わず、製品に関わるすべての方が気持ちよく仕事ができるよう、縁の下の力持ちとして認められる存在になりたいと考えています。

INTERVIEW5

子どもたちに必要な支援を考え安心して暮らせる環境をつくりたい

2013 年3 月子ども学科卒業

初心に戻りながら子どもたちと過ごす日々
乳児院では、さまざまな理由で親と暮らすことができない0歳から就学前までの子どもたちが生活しています。入所している子どもたちにとって、乳児院は「家」。子どもたちが安心して暮らしていけるように、少しでも家庭に近い環境をつくりあげることが大切だと考えています。卒業論文では乳児院における養育について研究を進め、家族支援で配慮していることは何かを考えました。今でも時々読み返し、初心に戻ることを心がけています。

悩みを親身に聞いてくれる先生方の存在
先生と学生の距離が近いことが青短の魅力だと考えています。学生時代は自由な時間が多く、自分としっかり向き合えます。同時に壁にぶつかり、迷いが生まれることもあると思います。そのようなとき、親身になって相談に乗ってくださる先生や副手さんの存在はとても心強く安心感がありました。短大は忙しいイメージですが、さまざまな人やものと出会うことができる貴重な時間を過ごせます。たくさんの刺激を柔軟な心で吸収してください。