現代教養専攻・多元文化専攻Q&A

専攻科とは

Q1. 専攻科とは何ですか?
A1. 学科の学びを深めるための機関として専攻科が置かれています。大学の学部を修了したあと大学院の研究科で学びを深めるようなイメージでしょうか。2013 年度まで本学には専攻科国文専攻、英文専攻、家政専攻、教養専攻及び芸術専攻が置かれていました。2014年度からは現代教養専攻、多元文化専攻及び子ども学専攻が立ち上げられました。そして、三つの専攻すべてが「認定専攻科」です。
Q2. 認定専攻科とは何ですか?
A2. 独立行政法人大学改革支援・学位授与機構の認定を受けた専攻科のことで、学科と認定専攻科を合わせて4年以上にわたる学修によって所定の単位を修得することなどで、大学の学部を卒業するのと同じ学士の学位を取得することができます。ただし大卒とは厳密には異なります。

専攻科現代教養専攻・多元文化専攻とは

Q3. 専攻科現代教養専攻・多元文化専攻の概要を教えてください。
A3. 次の表にまとめましたのでご覧ください。現代教養専攻の修了者は多元文化専攻の2年次に入学すること(2年次入学)ができます。(認定専攻科であった本学専攻科国文専攻、教養専攻修了者も2年次入学の資格があります。)
  現代教養専攻 多元文化専攻 子ども学専攻
修業年限 1 年 2 年 1 年
入学定員 60 名 10 名 30 名
開設年度 2014 年度 2014 年度 2014 年度
修了要件 32 単位 62 単位 32 単位
基礎とする学科 現代教養学科 現代教養学科 子ども学科
Q4. 「2年次入学」とは何ですか?
A4. 「1年制の現代教養専攻に入学したけれど、専門的な勉強を続けたくなった、さらに学びを深めて学士取得を目指そうと決意した」という方や、「1年制の現代教養専攻(及び本学旧専攻科の国文専攻、教養専攻[いずれも認定専攻科])を修了したあと社会に出たけれど、再び専門的な勉強をして学士取得を目指そうと決意した」という方のための制度で、多元文化専攻の2年生として入学し、1年間の履修で多元文化専攻を修了できます。前者の場合、現代教養専攻を3月31日に卒業し、4月1日に多元文化専攻の2年生として入学することになります。多元文化専攻と現代教養専攻は、ほぼ同一の科目によって構成されているので、2年次入学はスムーズです。
Q5. 2年次入学の際、入学試験は課せられるのですか?
A5. はい、課します。試験科目は、面接と書類審査です。
Q6. 現代教養専攻と多元文化専攻で学ぶ内容に違いはありますか?
A6. 現代教養専攻は、本科各専攻での学びをもとに、さらに深く、広く現代的教養を身につけることを目的としています。「日本研究科目群」「国際研究科目群」「人間社会研究科目群」の3つの科目群から各人が自由に科目選択をして、本科の所属専攻での学びを深めることも、他専攻領域へと学びを広げることも可能です。多元文化専攻は、文化を多元的視座から把握する能力を身に付けるとともに、文化の一定分野について専門的に研究することを目的としています。カリキュラムは、「多元文化特講」という必修科目と、「日本文化科目群」「国際文化科目群」「比較文化科目群」「現代社会科目群」の4つの科目群から構成されます。学生はこの多元文化特講と四つの科目群の横断的な学びを通して多元的視座を身に付けるとともに、一定分野に焦点を当てて専門的理解を深めていきます。いずれの専攻も修了論文等が課されますが、特に多元文化専攻では学士に相当するレベルの論文等を作成することが求められます。

学士の学位について

Q7. 現代教養学科卒業後、多元文化専攻において、定められた単位を修得すれば、学士の学位が取得できるのですか?それはいつになりますか?
A7. 修得した単位の証明書やレポートを添えて大学改革支援・学位授与機構に学位授与の申請を行う必要があります。さらに試験を受け、これに合格すると学士の学位が授与されます。学位の取得時期については、①専攻科在学中に修了見込みで申請し(9 ~10 月)、専攻科修了と共に授与される場合と、②専攻科修了後に申請し(3 ~4 月)、9 月下旬頃に合否が通知される場合があります。詳細については、大学改革支援・学位授与機構のウェブサイトなどを参照してください。
Q8. 現代教養学科卒業後、現代教養専攻を修了しても、学士の学位は取得できないのですか?
A8.「4年以上にわたる学修によって所定の単位を修得」(A2)したことにならないので、学士の学位は取得できません。ただし、現代教養専攻に入学する前に、1年以上にわたる学修によって所定の単位を、大学の科目等履修生や短期大学・高等専門学校の認定専攻科の学生として修得していれば話は別です。現代教養専攻を修了した後に、1年以上にわたる学修によって所定の単位を、大学の科目等履修生や短期大学・高等専門学校の認定専攻科の学生として修得した場合も同様です。
Q9. 多元文化専攻において、学士の学位を取得することは必須ですか?
A9. いいえ、必須ではありません。学士の学位を取得せずに修了することも可能です。
Q10.多元文化専攻ではどのような学士の学位が取得できるのですか?
A10.多元文化専攻には、先に述べたように(A6)「日本文化科目群」「国際文化科目群」「比較文化科目群」「現代社会科目群」の4つの科目群がありますが、これらはそれぞれ取得することのできる学士の学位に対応しています。そのほか、科目の取り方によって、例えば歴史学等(学士(文学)等)も取得可能ですし、本科で教職課程を履修した学生は、教育学の学士も取得可能です( 但し、中学校教諭一種免許状は取得できません)。なお、学士の学位の取得を希望する場合は、「専攻の区分」から専攻を選ぶ必要があります。
多元文化専攻の科目群 専攻の区分 取得できる学士の学位
日本文化科目群 国語国文学 学士(文学)
国際文化科目群 英語・英米文学 学士(文学)
比較文化科目群 比較文化 学士(教養)または学士(学芸)
現代社会科目群 社会学 学士(社会学)
(科目群横断的な取り方により) 歴史学
教育学等
学士(文学)
学士(教育学)等

現代教養専攻、多元文化専攻の学びを通しての学士への途を、表にまとめると、次のようになります。


入学試験

Q11. 4年制大学への編入学が第一志望ですが、一般編入学試験に合格しなかった場合に専攻科への進学を考えることは可能でしょうか。
A11. 可能ですが、そのためには一般編入学試験の日程を調べて、専攻科入学試験よりも遅い時期に行われる場合には、先に専攻科入学試験を受ける必要があります。
Q12. 本学国文学科、英文学科、家政学科、教養学科、芸術学科及び子ども学科の卒業生は、現代教養専攻・多元文化専攻を受験することができますか?
A12. はい、受験できます。

カリキュラム

Q13. 現代教養専攻・多元文化専攻には、どのような授業科目があるのですか?
A13. 本学現代教養学科における学びを深化させた授業科目が用意されています。詳細については、授業科目一覧とシラバスを参照してください。
Q14. 現在、現代教養学科日本専攻に在籍しているのですが、専攻科に進学した場合日本専攻に対応した学びしかできないのでしょうか。
A14. いいえ、そんなことはありません。例えば先に述べたように(A6)、現代教養専攻には「日本研究科目群」「国際研究科目群」「人間社会研究科目群」の3つの科目群があり、それぞれ現代教養学科日本専攻、国際専攻、人間社会専攻の学びに対応していますが、現代教養学科日本専攻に所属していた者が現代教養専攻で国際研究科目群又は人間社会研究科目群を重点的に履修する、ということも可能です。

進路・就職

Q15. 学士の学位を取得すると、大学院の受験資格が得られるのですか?
A15. はい、受験することができます。しかし、受験資格は大学院の研究科が個々に定めているので、念のため募集要項などでも確認を取ってください。
Q16. 認定専攻科での学びを経て学士の学位を取得すれば、応募資格に「大学・大学院を卒業見込み」などと掲げている企業にも応募することができるでしょうか。
A16. 他短期大学の認定専攻科の例を見ると多くの場合可能なようですが、応募資格は企業、地方自治体等が個々に定めているので、応募したいと考えている企業等に自分で予め応募資格があるかを問い合わせる必要があります。大学改革支援・学位授与機構による学士の学位の取得が企業等に認知されていないということも考えられるため、企業等に対する説明の必要な場合があるかも知れません。
Q17. 認定専攻科での学びを経て取得する学士の学位は大学が授与する学士の学位と同等とのことですが、就職活動の際にそれをどのように説明すればよいでしょう。
A17. 大学改革支援・学位授与機構のウェブサイト(http://www.niad.ac.jp/)でも「大学改革支援・学位授与機構で授与する学位は大学が授与する学位と同等」と明言されているので、これなどを示して説明するのがよいのではないかと思います。

その他

Q18. 学位の申請に手数料はかかりますか?
A18. 2019年度の学位審査手数料は32,000円です。