カンボジア・スタディツアー/共生社会実習Dの報告

 第3回目となる今年度は、人数、日数とも増えて、2月10日から16日まで8名(2年生1名、1年生7名/1年生は全員、共生社会実習Dを履修)の参加により実施され、内容もさらに充実したものになりました。
 まずシェムリアップでアンコール遺跡を見学し、翌日は60kmほど移動してNGO・JVC(日本ボランティアセンター)が農業指導や環境教育を行っている農村部を訪れました。これらは今年度初めてのプログラムでしたが、特に農村部の生活を垣間みることができたのは貴重な経験でした。
 プノンペンでは孤児を養育しているカンボジアのNGO・NCCLA、貧しい家庭の子どもたちの教育を行っているフランスのNGO・PSEを訪れ、子どもたちと交流しました。シェムリアップでも農村部の小学校の児童と触れ合う機会が得られましたが、皆人なつっこく、きらきらとした目が印象的でした。参加した学生たちも初めは少し消極的でしたが、カンボジアの子どもたちに心をギュッとつかまれて生き生きとした表情になっていきました。
 一方、シェムリアップの戦争博物館、プノンペンのトゥール・スレン博物館、キリングフィールドの見学ではポル・ポト政権時代とそれに続く内戦の悲惨さを学び、特にガイドさんがトゥール・スレン刑務所の数少ない生存者のご親戚という、たいへん稀有な出会いによって、歴史というにはあまりにも近い出来事であったことを実感しました。
 こういったスタディツアーは視野を広げ自分を見つめ直すことができるチャンスです。ぜひ多くの学生に参加していただきたいと思います。

JVCのスタッフ、農家の方と一緒に

JVCが農業指導している農家で説明を聞く

王立プノンペン大学日本語学科の学生と一緒に

トゥール・スレン博物館にて

コンポンクダイの小学校で子どもたちと

アンコール遺跡群のタプローム寺院にて

2013.03.25