第17回子ども研究会が2015年7月25日(土)に開催されました

2015年7月25日(土)9:30~17:00に開催された子ども研究会は、短大の旧児童教育学科と現子ども学科の卒業生が、青山キャンパスに再び戻って来て、教員と学生と協働して『実践知のネットワーク』を構築し、教育・保育の実践・研究と情報の交流を通して生涯を通して学んでいくことを目的に結成された研究会です。毎年開催される夏の大会は今年で17回目を迎え、今回は、さくまゆみこ先生(子ども学科教授・児童文学者・翻訳家)が「短大図書館の宝物」というテーマで、午前中は講演を、午後は図書館で「オークコレクション」と「ちりめん本」の貴重な資料の閲覧を行うことができました。参加者は、さくま先生の講演の時からソワソワし始め、実際に素晴らしいコレクションを手に取ったり、眺めたりすると、ただただ溜息が出るばかり。特に、19世紀末のフランスの絵本『ジャンヌ・ダルク』は1896年にフランスで出版されたオリジナルの石版印刷による豪華限定版で、限定30部の内の8番目の刻印がありました。間近で見ることができたのは貴重な体験でした。また、1885年の開国間もない日本で、長谷川武次郎という出版人が国際交流を考えて出版した外国語版「日本昔噺シリーズ」は、いくつもの色の版を使い印刷した和紙を丁寧に加工した、縮緬(ちりめん)の布のような風合いで、細部にまでこだわった美しい本でした。残りの時間は、グループで話し合いのひと時をもったり、交流を深めたりして、充実した研究会の一日を過ごすことができました。

2015.08.14