短大企画2016『桜井久実展−やどるかたち−』開催(5/30〜6/18)

5月30日(月)〜6月18日(土)短大ギャラリーにおいて彫刻家・桜井久実氏の作品展を開催しています。
桜井氏は芸術学科1期生として本学で学び、1992年に専攻科を修了されました。同年のモスクワでの展示(インスタレーション)から始まり、今日まで多くの展覧会・個展で作品を発表されています。木彫を中心にドローイング、写真や映像表現も手がけられ、2004年には第25回神奈川県映像コンクールで入賞されています。
このたびの展覧会では、次のようなコンセプトのもと、古い建材や道具などを取り入れた木彫作品を展示しています。

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「役目を終えた廃材に宿るもの」
古道具や廃材の佇まいに惹かれ、見つけると持ち帰ってアトリエに転がしておく事が多い。
すぐには使い道は分からないが、ある時不意に形が現れ、作品になっていく。
もしかするとそれは自分が思いついたのではなくて、
廃材の中の九十九神のようなものに作らされているのではないか…そんな気がしてくる。
アトリエに放置している期間は、廃材の中に棲む何かがゆっくりと外へ出てくるのを待つ時間なのだ。
いたずら好きな彼らは、現役の間も家の中で、道具箱の中で、
いつかその役目を終えて思い思いの形へ変貌を遂げる日を心待ちにしているのかも知れない。

今展では、2014年に東京世田谷で取り壊された民家の古材が使われている。
長く人の手や生活と時間を共有してきた木材に宿ったものが、いま形となって現れる。 
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展覧会はどなたにもご覧いただけますので、どうぞこの機会に短大ギャラリーにお越しください。

■開催期間:2016年5月30日(月)〜6月18日(土)
 月曜〜金曜 9:00〜18:00 土曜 9:00〜15;00(18日は16:00まで)
■開催場所:短大ギャラリー(北校舎1階)

2016.05.31