東日本大震災被災地支援ボランティア「Blue Bird」第11回の活動が行われました

8月3日(水)〜8日(月)、11回目となる東日本大震災被災地ボランティア活動が岩手県宮古市を中心に行われました。昨年夏に引き続き、学習支援を中心に活動するチーム(9名)とハンドベル演奏奉仕のチーム(15人)でBlue Birdを組織し、教員4名が引率しました。

2チーム合同で受けた被災地研修「学ぶ防災」では、震災遺構第一号となった「たろう観光ホテル」の6階の部屋で、震災当日この部屋で撮影されたビデオを見せていただき、案内の方のご体験をお聞きしました。今、目の前に広がるおだやかな風景があの日、津波によってこのような恐ろしい様相を呈していたのだということ、すぐその場所に逃げ惑う人がいたのだということが伝わってくる貴重な研修でした。

その後二手に分かれ、それぞれの活動を行いました。
ハンドベルチームは高齢者施設や病院、日本基督教団宮古教会関係施設「子ども園宮古ひかり」で演奏や交流を行ないました。県立宮古病院では学生たちが折り鶴を持参して病室を訪問させていただく機会を与えられるなど、訪問を重ねて交流が深まっていくことに感謝いたしました。6日は宮古市の隣の大槌町で被災地研修と演奏奉仕、7日は宮古教会の聖日礼拝での奉仕、午後のチャペルコンサートを行いました。
学習支援チームは、宮古市教育委員会主催「宮古イングリッシュ・キャンプ」を東北学院大学チームと協力して実施、「宮古・ニュートン・サマースクール」のお手伝いで地元の小学生と交流し、6日は「岩手の観光を楽しんで欲しい」という宮古市からのお申し出を受け、市のご協力をいただいて、三陸鉄道を利用し、この4月に再開された久慈市地下水族科学館「もぐらんぴあ」を見学しました。7日は「重茂味まつり」のお手伝いでしたが、震災後、重茂漁業協同組合がいち早く漁業再開に立ち上がったことを事前学習で学び、4日には漁協組合長のお話を伺っていた学生たちにとって、漁業に携わる方たちの活力を実感した体験でした。

また両チームとも半日ずつではありましたが、被災された方々が運営されている「牡蠣小屋」のお手伝いとして、地元の方々とお話しながら牡蠣の殻処理作業などを行いました。

5日午後は合同で、真崎海岸での地引き網体験に、地元の田老第一・第三小学校と宮古市内の磯鶏小学校の児童とそのご家族、先生方と一緒に参加しました。この体験は「田老地区復興まちづくり協議会」が地元漁協、ホテルグリーンピア三陸みやこと協力し、観光資源調査の一つとして行なっているものです。地引き網の後は全員でバーベキューを楽しみ、お別れにはグリーンピアのロビーでベルの演奏を聴いていただきました。また最終日の8日は、山本正徳宮古市長を表敬訪問し、復興作業現場見学として水門工事を見学しました。

今回は女子短期大学チームの他に、初等部のファミリー、高等部の訪問チーム、Blue BirdのOGを中心に結成された青山学院大学公認団体「MF 3.11 東北応援愛好会」と、一部のプログラムを合同で行なえたことも、学生たちにとって良い経験になりました。
恒例になっているホームステイも2泊させていただき、多くのホストファミリーのご協力と温かいおもてなしを受けるなど、今回もまた宮古の方々に支えられた活動となりました。
回を重ねるごと、現地の状況・ニーズが変化していく中、どのような活動が求められるのかを考えながら、今後も継続してまいります。

8/3 被災地研修「学ぶ防災」

8/3 牡蠣小屋のお手伝い

8/4 宮古イングリッシュ・キャンプ

8/4 重茂漁業協同組合・伊藤組合長を囲んで

8/4子ども園宮古ひかりにて

8/4子ども園宮古ひかりにて

8/5 宮古・ニュートン・サマースクールのお手伝い

8/5 地引き網体験

8/5 バーベキューパーティ

8/5 グリーンピア三陸みやこロビーでのベル演奏

8/6 久慈駅でMF3.11東北応援愛好会のメンバーと

8/7 重茂味まつりのお手伝い

8/8 山本正徳宮古市長表敬訪問

8/8 復興作業現場見学

2016.08.15