東日本大震災被災地支援ボランティア「Blue Bird」第13回の活動が行われました

8月2日(水)〜9日(水)、13回目となる東日本大震災被災地ボランティア活動が岩手県宮古市を中心に行われました。今年は18名の1年生による「Blue Bird」が、3名の引率教員とともに、青山学院大学のボランティアチーム「MF 3.11 東北応援愛好会」の学生の協力も得て、様々なプログラムに取り組みました。

初日に受けた被災地研修「学ぶ防災」では、津波によって破壊され震災遺構第一号となった「たろう観光ホテル」で、このホテルの部屋で撮影されたビデオを見せていただき、案内の方の体験をお聞きしました。そのあと、田老第一中学校の震災資料室「ボイジャー」を見学しました。

3日からは、今回の活動の一つの柱であるフラダンスとウクレレ演奏を中心に、高齢者施設や公民館などで地元の方々と交流しました。これは、震災後にウクレレを通じて東北を応援する活動を続けている日本ウクレレサポート協会と、体育実技の授業でフラダンスを指導されている先生のご協力によるものです。同協会のメンバーで、今までの活動を支援してくださっている宮古市在住の方から、学生が演奏できそうな2曲が提案され、それにフラダンスの先生がオリジナルの振りをつけてくださいました。
こうして、同協会からウクレレの貸し出しと演奏指導を受けた2名の学生と、フラの先生から踊りの特訓を受けた7名の学生によるフラ・ウクレレチームが、体育研究室からお借りした授業で使うパウ(フラダンスのスカート)とレイを身につけ、協会メンバーによるウクレレ演奏と歌に合わせて演奏を披露しました。またプロのウクレレ奏者やフラダンサーが演奏プログラムに加わってくださる日もあり、大勢の方に楽しんでいただきました。

また4日の大槌町・地域共生ホーム「ねまれや」、5日の宮古市鍬ヶ崎公民館、8日の田老・三王団地集会所でのお楽しみ会では、フラ・ウクレレ演奏の他に、青山学院大学の卒業生のご協力により、かき氷、ヨーヨー釣や射的といった遊びのコーナーを設け、学生が作ったカレーを振る舞いました。
5日は、短大、学院教職員への呼びかけで集まった品物でバザーを行い、売上を公民館に寄付しました。8日は台風5号による雨の中を大勢の方にお越しいただき、参加された方から「本当は自分たちで催すべきだが、なかなか。おかげでこうして集まることができた」と感謝された学生もいました。
学生たちは事前学習で、大槌町、鍬ヶ崎、田老の津波被害や、復興する中で課題になっているコミュニティ再建について学んでいます。こうした演奏会やお楽しみ会を催す意味を理解してはいましたが、自分たちに何ができるのだろうかという疑問を持っていた学生もいました。しかし施設の訪問で温かく迎えられ、どの会も予想以上に多くの来場者が楽しんでいらっしゃる姿に接し、宮古市におけるBlue Birdの存在、その活動を自分たちが継続していることの意義を強く感じたようです。

今回の活動のもう一つの大きな柱は「アートでつながる壁画プロジェクト」です。7日にはその第一回目となるワークショップを行いました。そのニュースもご覧ください。

その他、この数年継続して行っている重茂味まつりのお手伝い、海上保安署巡視艇の乗船体験、震災対応水門工事現場見学、三陸鉄道社長のお話などもあり、また恒例になっているホームステイも2泊させていただき、多くの方々に支えられた活動となりました。
最終日の合同シェアリングは、何度も宮古市を訪れている学院大学の学生たちから継続することの大切さが語られ、それぞれの気づきを共有し合う貴重な時間になりました。
次は2018年3月にハンドベル演奏と壁画プロジェクトの活動を行う予定です。

8 /2 被災地研修「学ぶ防災」

8 /2 田老第一中学校 震災資料室にて

8 /3 特別養護老人ホームでの演奏

8 /3 中央公民館でフラ教室の方々と交流

8 /4 特別養護老人ホームでの交流

8 /4 大槌町「ねまれや」でのお楽しみ会

8 /5 鍬ヶ崎公民館でカレーづくり

8 /5 鍬ヶ崎公民館でのバザー

8 /5 鍬ヶ崎公民館でのお楽しみ会

8 /5 ホームステイ先との交流会

8 /6 重茂味まつりのお手伝い

8 /7 海上保安署巡視船の乗船体験

8 /8 震災対応水門工事現場見学

8 /8 三王団地集会所のカレーパーティ 山本正徳宮古市長を囲んで

2017.08.14