「台湾スタディツアー」が実施されました。

2月27日から3月4日にかけて、キリスト教学実践Bのプログラム「台湾スタディツアー」が実施されました。今回の参加者は1年生15名と教員2名に加え、学生キリスト教友愛会(SCF)から学生4名と牧師1名、さらに台湾基督長老教会所属の宣教師1名が参加。合計23名で5泊6日の日程をともにしました。

1日目、入国すぐに台北市内のYMCAで開講されている聖書と日本語教室を訪問し、受講者と日本語で交流を持ちました。海外における日本語習得熱は学生には新鮮に映ったようです。

2日目、この日の台湾は1947年に起こった二二八事件の記念日でした。学生は台北市二二八記念館で事件の詳細を学ぶとともに、被害者遺族の生の声を聞くことができました。歴史の証言者の熱い想いに触れることになりました。

そして、台北市から東海岸の花蓮市に電車で移動し、花蓮キリスト教学生センターを訪問しました。そこでは台湾の先住民族出身の学生たちとダンス・歌などを通して交流を持ちました。

3日目は太魯閣族のチーアン記念教会で現地社会におけるキリスト教の役割を学びました。かつてキリスト教信仰が許されていなかった日本統治時代、現地の人々は洞窟に隠れて礼拝をしていましたが、この日は実際に洞窟内で礼拝をしました。その後、先住民の文化活動にも尽力している玉山神学院を訪問。神学生たちと親交を深めました。

4、5日目は、花蓮の美しい海岸「七星潭」、日本軍の将校が駐在していた「松園別館」、往事の台湾を偲ばせる九份、中国皇帝のコレクションで知られる故宮博物館で見聞を広めました。最後の夜は、台湾出身の卒業生4名、同窓会代表の2名とともに中国料理を楽しみました。

最終日、台湾日語教会を訪問し、台北市内でお世話になった方々に感謝するとともに、祈りをともにしました。大地震を通じた日台両国の支え合いについても言及され、学生たちは両国の関係が多岐にわたることを実感したと思います。

今回のツアーでは、学生たちが様々な角度から台湾の現地社会を観察することになりました。日本統治時代における先住民政策、台湾におけるキリスト教の役割、先住民政策の将来など、ただの観光では見落としていたであろう現代社会の問題に接した6日間でした。それぞれ今回の経験を糧にして日本と台湾の関係を考え続けてくれることでしょう。

2月27日 日本語教室で挨拶

2月28日 雨の台北市二二八記念館

2月28日 花蓮市で学生たちと交流

3月1日 チーアン記念教会で洞窟礼拝

3月1日 玉山神学院での交流会

3月2日 九份を訪問

3月4日 台北市内の國際日語教会を訪問

3月4日 こども礼拝のひとこま

2018.03.05