共働学舎の報告会が行われました。

4月6日(土)本学にて共働学舎の報告会が行われました。児童教育学科・子ども学科の歴史を語る際に「共働学舎」との関わりは欠かすことができません。本学は昨年度募集停止を発表しましたが、閉学を迎える前に共働学舎と本学のこれまでとこれからについて、一度語り合う場を設けたいと考え、今回共催というかたちで報告会を実施することになりました。午前中に短大礼拝堂で礼拝を守ったのち、午後にN202教室で報告会をしました。二部構成で第一部では各地の共働学舎メンバーからの報告があり、第二部では、本学と共働学舎のこれまでの歩みを実習プログラムを中心にしながら横堀昌子学科主任から話がありました。その後、共働学舎で実習を体験した8名のさまざまな世代の卒業生が、当時の実習体験とそれが今とどうつながっているかについて語りました。卒業生たちの話を受けて学舎から数名がメッセージを述べました。
1974年信州共働学舎が始まったときに実習に行った卒業生から、学科の実習としては最後となる2017年の実習生までの話を通して、学科が大事にする本物に出会うということ、人としてまず育つということが、共働学舎での実習と有機的につながり、一人ひとりの学びにつながっていたことがよく分かりました。学科が大事にしてきたこと、共働学舎が大切にしてきたことを改めて確認するよい機会となりました。また、各地の共働学舎からの産直の農産物、畜産物、パンやクラフトなどの販売コーナーも賑わいました。自然からの恵みと人々の祈りと働きの結晶を享受することもできました。
終了後、当日参加者でかつて学舎のメンバーであった方(卒業生ではない)から、「共働学舎で暮らしている当時、なぜ実習生を受け入れることに宮嶋真一郎先生(共働学舎の創設者)がこだわるのかわからなかったのだが、今日の報告会を聞いてその意味がわかった。宮嶋先生は小さい子どもの育ちを支える人にこそ、共働学舎での体験が必要なのだとおっしゃっていたのだということがよくわかった」という言葉を頂戴しました。まったく本学のことを知らない方にそう言っていただけたのは本当にありがたくうれしいことだと感じました。
今回の報告会の内容は、何らかの形で記録として残したいと考えています。
ご来場いただいた方にこの場を借りてこころから感謝いたします。

2019.04.09