東日本大震災被災地支援ボランティア「Blue Bird」第17回の活動が行われました

8月2日(金)〜6日(火)、17回目となる東日本大震災被災地支援ボランティア活動が岩手県宮古市において行われました。今回の「Blue Bird」はイベント開催・学習支援チーム9名と、ハンドベルチーム(グロリアス・クワイア)15名、合わせて24名で結成され、3名の引率教員と1名の職員が活動に同行しました。
また、吉岡康子宗教主任がこの4月にスタートした青山学院大学コミュニティ人間科学部の宗教主任を兼任していることから、同学部1年生18名が大学のボランティアチーム「MF 3.11 東北応援愛好会」に入会し、3日〜6日の日程でBlue Birdと一緒に活動しました。また1日〜4日の日程で宮古交流プログラムを実施した高等部の生徒と引率教員も一部の活動に合流しました。
さらに週末の3・4日を中心にOG・OBが7名参加したことも今回の大きな特徴です。これは今年3月16日に「宮古同窓会」と称して、昨年の夏の活動に参加した大学、短大、高等部、初等部ファミリー、職員の方々とグロリアス・クワイアのメンバーが短大を会場として集まった際に、3月に東京で、8月に宮古で集まろう!と提案されたことによります。

2日はまず宮古港フェリーターミナルビルを訪れ、青山学院の大学から幼稚園までの262名が参加した「アートでつながる壁画プロジェクト」によって制作された壁画を鑑賞しました。続いて津波被害が大きかった宮古市田老地区で被災地研修「学ぶ防災」を受けました。防潮堤の上で案内の方の体験に基づくお話を聞き、津波によって破壊され震災遺構第一号となった「たろう観光ホテル」で、このホテルの部屋で撮影されたビデオを見せていただきました。

本学の活動が元になり、宮古市に企業からハンドベルが寄贈されましたが、ハンドベルチームはそのベルが活用されるよう、宮古市教育委員会の協力を得て、市の複合施設「イーストピアみやこ」で3日にコンサート、5日にワークショップを行いました。また3日に鍬ヶ崎公民館でコンサート、5日午後と6日午前は高齢者施設でハンドベルの演奏奉仕を行い、多くの市民の方にハンドベルに接していただきました。4日は日本基督教団宮古教会の聖日礼拝に出席、演奏奉仕を行い、コンサートも開催しました。

イベント開催・学習支援チームは4日午前、MF3.11、高等部と一緒に「ALL青山 宮古夏祭り」と称して、「グリーンピア三陸みやこ」のプールサイドで縁日のような催しを行いました。MF3.11チームが、Blue Birdの活動に毎回ご協力をいただいているアキザトさんからかき氷、綿あめ、射的、ヨーヨー釣りの貸出・支給を受け、Blue Birdは体育研究室から借りたミニボウリング、輪投げと、またスライム作りコーナーも設けて、プールに遊びに来た宮古市の子どもたちに楽しんでいただきました。
4日はBlue BirdとMF3.11の一部のメンバーが「重茂味まつり」の、MF3.11の一部が「宮古湾ボート天国・ハーバーまつり」のお手伝いにも参加し、毎年行ってきた活動を継続することができました。
3日は鍬ヶ崎公民館でハンドベルチームと一緒に開催した「鍬ヶ崎夏まつり」でお楽しみコーナーを担当し、5日はMF3.11と一緒に三王団地集会所で団地自治会のお祭りに合流して、Blue Bird特製カレーを振舞うなど、それぞれのチームと協力しあって市民の方々と交流しました。

またBlue Bird学習支援チームとMF3.11は5日午後、6日午前に宮古市内の四つの「学童の家」で学習支援を行いました。それぞれ4チームに分かれ、Blue Birdは謎解きクイズ、紙タワーゲーム、連想ゲームなど、MF3.11はペットボトル工作、マジック、お絵かきなどそれぞれが考えたプログラムを行ったり、夏休みの宿題を手伝ったりしました。人数や会場の状況など、準備通りにいかないこともありましたが、どの会場でも子どもたちに喜んでもらえました。

オール青山のメンバーが揃う3日の夜は、記念植樹、BBQ、全体シェアリングを行いました。これまでのBlue BirdとMF3.11の活動を支えてくださった「グリーンピア三陸みやこ」に対するお礼・記念の印としてハナミズキを植樹し、全員で記念撮影を行いました。参加者全員によるシェアリングでは高等部からOG・OB まで80名近い参加者が一堂に集まりました。OGの中には第2回のBlue Birdの活動に参加した卒業生もいて、初期の活動の貴重な体験を伺うことができました。

5日9時からは全員で山本正德宮古市長による「宮古市の将来に向かって」と題する講話を伺い、学生からの質問に答えていただきました。市長から、津波を災害ではなく自然現象と捉え、自然と共生していくという考えを伺い、また自分ができること、興味を持っていることで被災地と関わることで継続できる、まず関心を持たないとその先はないとお話しくださったことが、学生たちの印象に残ったようです。
今回、短大Blue Birdと大学MF3.11が協力して活動したこと、OG・OBが参加したことなど、本学が8年間継続してきた活動が次の段階へとつながっていく兆しを感じました。

8/2 被災地研修「学ぶ防災」

8/3 三王団地でチラシ配り

8/3 鍬ヶ崎公民館でコンサート

8/3鍬ヶ崎公民館のコンサートにて

8/3 鍬ヶ崎公民館でお楽しみコーナー

8/3 グリーンピア三陸みやこで記念植樹

8/3 全体シェアリング

8/4 宮古教会でのコンサートにて

8/4 ALL青山 宮古夏祭り

8/4 ALL青山 宮古夏祭り

8/4三王団地集会所でカレー準備

8/4 三王団地集会所で自治会のお祭りに参加

8/5 山本正德宮古市長による講話

8/5 市役所災害対策本部の見学

8/5 イーストピアみやこでハンドベルワークショップ

8/5 宮古学童の家で

8/5 鍬ヶ崎学童の家で

8/5 田老学童の家で

8/6 グリーンピア三陸みやこでお礼のご挨拶

8/6 宮古学童の家で

8/6 山口学童の家で

8/6 鍬ヶ崎学童の家で

2019.08.15