「社会人のための造形講座-織の制作体験」を開催しました

10月5日(土)と10月26日(土)の2回にわたって、本学新研究所準備委員会主催による「社会人のための造形講座-織の制作体験」が開催されました。「社会人のための造形講座」は今年度新たに企画された講座で、6月に開催された「銅版画入門」に続いて第2弾としての開催でした。1回ごとの参加が可能だった版画に比べて2回連続が条件の本講座は、参加のハードルの高さから、どのくらいの参加があるか懸念されましたが、おかげさまで卒業生を中心に一般の方も含め、定員いっぱいに近い9名の参加がありました。

今回の講座は「織の制作体験-木枠を用いたノッティング織」と題して、キャンバスの木枠に木綿の経糸を張り、ウールなどの色糸を緯糸として、毛羽糸を結んで織る技法を用いた制作でした。この技法はトルコ絨毯やペルシャ絨毯と同じ織り方ということで、シンプルな織り方でも密度が高くなると非常に緻密なパターンができることを知り、驚きでした。
旧芸術学科時代に整備された本格的な染織実習室には色とりどりの糸が用意されており、参加者の方たちは色選びにかなり迷いながら、それぞれ特徴のある配色の糸を選んでいらっしゃいました。
制作するのは18cm角という小さな作品ですが、織り上がった後の仕上げにも時間がかかるため、10時〜15時の2回の講座では完成が難しいことが予想されました。そこで木枠ごと持ち帰っていただき、第1回と第2回の間の3週間、ご自宅で制作していただくことにしました。皆さん、熱心に「宿題」に取り組まれたおかげでそれぞれ素晴らしい作品を完成させ、最後には作品の講評会も行うことができました。
参加された方のアンケートには「また受けたい」「この続きを」「回数を増やして」「他の織りも」「(講座中に話があった)糸つむぎに興味がある」などの記述があり、満足度も大変高かったようです。

今年度は、前期に好評だった版画講座を追加で2020年1月25日(土)に開催する予定です。また来年度も織、版画とも企画してまいりますので、本学ウェブサイトのニュースをご覧の上、どうぞ参加ください。

10月5日(土)

10月26日(土)

2019.11.04