2019年度青山学院女子短期大学公開教養講座「リベラル・アーツの未来へ」第2期「リベラル・アーツと図書館」第4回・第5回講演の報告

青山学院女子短期大学公開教養講座「リベラル・アーツの未来へ」第2期「リベラル・アーツと図書館」が開催中です。
10月19日(土)(第4回)は、さくまゆみこ本学元教授より、「ちりめん本の魅力」と題して講演が行われました。ちりめん本とは、長谷川武次郎が出版した明治期の欧文和装絵本で、桃太郎や猿蟹合戦など日本の昔話が美しい多色刷りの挿絵とともに描かれ、縮緬のような風合いの紙に高度な印刷技術によって印刷されたものです。長谷川のこだわりが随所に窺える絵本で、人物の動きの表現力はもとより、絵本の奥付なども凝っており、遊び心が伝わる作品になっていることなども大変興味深いものでした。これは外国人への土産物の一つで、外国に日本の文化を伝えようという試みでもあったようです。
参加者からは「昨年初めてさくま先生の講座を受講し、とても楽しいひとときでしたので、今回参加させて頂きました。/『ちりめん本』の魅力って凄いと思いました。/実際に見せて頂き浮世絵のように細かく、色使いなどすばらしいと思いました。」等の声が寄せられました。

11月9日(土)(第5回)は、堀川照代教授より、「リベラル・アーツを支える図書館」と題して講演が行われました。今回は、本学北校舎2F廊下にて開催中の「青山学院女子短期大学70周年記念ギャラリー展」vol.2「青短の誕生と発展」とのタイアップ講演会となります。
紀元前のアレクサンドリア図書館から中世モンテ・カッシーノ修道院、そして17世紀マザラン図書館以降、現代に至るまで、図書館の歴史と役割をふりかえり、高度情報化社会において求められている問題解決能力を情報リテラシーとして位置づけ、図書館が、新しい時代に新しいものを生み出すためのまさに「知的インフラ」であることを、お話しくださいました。

第6回は、12月7日(土)15時より、青山学院チャールズ・オスカー・ミラー記念礼拝堂にて、飯靖子教授により、「賛美歌とオルガン」と題したオルガン演奏付き講演が行われます。ぜひご参加ください。
※時間・場所とも通常とは異なりますので、ご注意ください。

第4回 10月19日

第5回 11月9日

2019.11.12