学生の皆さんへ:学長からのメッセージ

-学長からのメッセージ-
2020年4月20日

学生の皆さんへ

 本日4月20日、前期が始まりました。新型コロナウイルス蔓延により、本学においても学事暦変更を余儀なくされ、入学式も、年度初頭行事も中止となってしまいました。前期授業開始も2週間遅くなり、しかも遠隔授業という変則的な形を取らざるを得なくなりました。
 まず、この時期に、皆さんにお会いできなかったことをとても寂しく思います。そしてここまで通常のガイダンスをもつことができず、間接的な履修指導しかできなかったことは教職員にとっても辛い経験でした。学校閉鎖となり、教職員は手段が限られる中、メールや電話も使いながら、可能な限り一人一人の学生に対応してきたつもりですが、とても不便をかけたことと思います。しかし、そのような不十分で限られた資源と情報の中、そしてきっと多くの不安の中にありながら、しっかりと新学期スタートの準備を整えてきた皆さんを心強く思います。そのような皆さんとともにこの4月20日を迎えることができたことは、これまでの4月とは異なった意味で、喜びを感じています。
 今、感染蔓延防止という観点から、人と人との距離をとることが求められています。しかしそのようなときだからこそ、人と人との「絆」とは何か、どのように繋がることが人間らしい関わりなのか、根源的に考えることが必要であり、また考えることができるとも言えます。「遠隔」授業の中で「繋がる」ことについて考える。このことを「根底の問い」として持ちながら、皆さんに前期の学びを進めてほしいと願います。
 それではこの前期、前を向いて、ともに手を携えて出発しましょう。

学長 河見 誠

2020.04.20