杉田穏子准教授が日本保育学会研究奨励賞を受賞しました

杉田穏子准教授(子ども学科)が2011年第64回倉橋賞・研究奨励賞「論文部門」において、「『あきらくんニュース』を媒介とした統合保育における関係の輪の広がり」(保育学研究第48巻第2号27-38、2010年)により、受賞しました。授賞式は2011年5月21日(土)に玉川大学で行われました。
この賞は、1956年に故倉橋惣三氏の保育学界における功績を記念し、日本における保育学の研究を奨励する目的をもって、ご遺族からの寄付を基金として、日本保育学会に倉橋賞が創設され、その後、倉橋賞・研究奨励賞となりました。
【杉田穏子准教授のメッセージ】
賞をいただき嬉しいです。ですが一方で居心地の悪さも感じています。本論文は、A保育士とそれを支えた保育所の実践を、私が描いたにすぎず、賞をいただくのは私ではないからです。倫理的な配慮のため実名をあげることができないのが残念です。長年私は、障害児担当の保育者を支援する立場で相談員をしてきました。               
そして、その奥深さを担当保育士と私の間では共有できても、周囲の人には伝わらないもどかしさを感じていました。今回の事例は園だよりを媒介に、そのもどかしさが徐々に取り払われ、周囲の人(同僚の保育士やクラスの保護者)に伝わることを教えてくれた取り組みでした。ご協力いただいた方々に感謝します。ありがとうございました。
2011.06.29