東日本被災地支援ボランティア「Blue Bird」の学生14名が帰ってきました

「青山学院女子短期大学・東日本大震災被災地支援ボランティア」チーム(学生14名[1年9名、2年2名、3年2名]、引率教員:吉岡康子宗教主任、河見誠学生部長、シェロ・マイク宣教師、職員:柴家直子教務課員、伊藤祐子入試広報課長)が、7月19日(火)~25日(月)の6泊7日にわたる活動を終えて帰ってきました。

◆プロジェクト発足の経緯
この被災地支援ボランティアのため、5月末に学生たちに向けて「青山学院女子短期大学は、東日本大震災支援のため、ボランティア・チームを結成します。この時期だからこそ『私たちにできること』に真剣に取り組み、『地の塩・世の光』として生きることの意味を考えましょう。共に活動したいという学生の参加を待っています」との呼びかけで募集が行われました。

募集人数15名に約80名におよぶ応募があり、学生たちの関心の高さがうかがわれました。被災地に行く前に、6月8日、23日、28日、7月5日の4回にわたり、18:00から20:00過ぎまで、講演形式で事前学習が行われました。それ以外にも現地でメインに行われる夏祭りのために会合を重ね、パンフレット・ポスター作成、子供たちのための遊びの備品の準備、バーベキューのための材料購入リストの作成、さらに、現地で披露するトーンチャイムの演奏による「星に願いを」、二重奏で合唱する「イーハトーブの風」の練習も重ねて、出発まであわただしい日々を送りました。準備を共にした1名が病気により残念ながら不参加となりました。このチームのネーミングをみんなで考えて「Blue Bird」と名付け、「出会いに感謝、笑顔のWAを広げよう」というキャッチフレーズのもと、 被災地に向けて出発しました。

◆被災地での活動
被災地の宮古や釜石での泥だしや夏祭りの実施などの活動を通して、地元の子供から大人までの幅広い世代の人々と、被災者であるかないかという括りを越えた交流が育まれ、学生たちからは、「逆に元気をいただいた」「まだ岩手に居たい」「個人でもボランティアにきたい」「出会った人々に会うために再び訪れたい」など、多くの想いを残し、後ろ髪をひかれて被災地を後にしました。地元の方々からは「元気をもらった」「笑顔をもらった」と本学の学生たちならではの、優しく寄り添う心遣いに癒しをもらったという多くの言葉をいただきました。

◆支えていただいた皆様に心よりの感謝
活動拠点となった、日本キリスト教団宮古教会森分和基牧師・新生釜石教会柳谷雄介牧師・花巻教会山元克之牧師・基子夫人をはじめ、教会に関係する皆さま、YMCA宮古ボランティア・センターの皆さま、そして多大な支援と励ましをくださった短大同窓会の皆さま(特に支部総会で支援金を募ってくださった四国支部の皆さま、またボランティアを支えるボランティアとして二日間の食事提供に駆けつけてくださった短大同窓会の野田壽子会長をはじめとする8名の皆さま)、WESLEY FOUNDATIONの皆さまを含め、多くの方々のご支援によって被災地支援プロジェクトは無事に活動を終えることができました。

7日間寝食を共にして活動した14名の学生たちは、教職員を加えて就寝前に行なわれるシェアリング(分かち合いのミーティング)のなかで、時には涙しながら一人ひとりの想いを語り合うことを通してお互いの理解が深まり、この「Blue Bird」の心の絆を大切にしていきたいという思いを日々強くし、また精神的に大きな成長を遂げました。
今後、この活動は報告書を作成すること共に、報告会を開催する予定です。詳細が決定しましたらお知らせいたします。
現地での主だった活動は次の通りです。
■11日(月):15時より、学長室において「出発式」が行われました。
谷本信也学長の挨拶、嶋田順好学院宗教部長による祈祷が行われ、集合写真撮影のあと、学生1人ずつと握手を交わし、送り出しました。
■19日(火):移動日。宮古教会に宿泊。
バスでシオン寮を出発。宮古教会宿泊(寝袋)。
■20日(水):宮古で活動、宮古教会に宿泊。
泥だし作業などの作業。同教会宿泊(寝袋)。
信号機がない場所での交通整理に出かける がれきの撤去
外壁洗浄 宮古教会にて
■21日(木):宮古で活動後、花巻教会宿泊。
谷本学長が訪問し、翌日新生釜石教会までを共にする。
泥だし作業 作業の合間に住人の方と
■22日(金):新生釜石教会に移動し、活動後釜石のホテルに宿泊。
夏祭りの準備、チラシの配布のために仮設住宅など個別訪問。ジャズ・コンサートに集まった約40名の方々にバーベキュー、飲み物を提供。
釜石教会礼拝堂にて
夏祭りのちらし配り
被災の爪痕が残っている
■23日(土):釜石で活動後、花巻教会に宿泊。
11時~14時「サマー・フェスティバル」開催。かき氷、綿あめ、風船、お菓子釣り、焼きそば、バーベキューを提供。幼児から中学生、大人を含めて約120~130名が参加。
花巻教会で、短大同窓会の皆さまが夕食を準備。
準備
フルーツポンチ 夏祭り開始の挨拶
皆のクラッカーでスタート かき氷
ラムネなどの飲み物 バーベキュー
スーパーボールすくい 浴衣を借りて着た小学生たちと一緒に
テント撤収で夏祭り終了 帰路に港へ
帰路に港へ 花巻教会で同窓会の皆さまが食事でお出迎え
■24日(日):日曜礼拝に出席。教会への奉仕として教会周辺の雑草取りなどを行う。花巻教会に宿泊。
花巻教会日曜礼拝に出席 吉岡宗教主任による説教が行われた
同窓会の皆さまによる昼食の用意 「星に願いを」演奏
野田会長による挨拶  
■25日(月):花巻教会を出発。一路東京へ。
花巻教会を出発前に
2011.07.29