社会貢献活動

東日本大震災被災地支援ボランティア

震災発生4ヶ月後の2011年7月、学生・教職員からなる被災地支援ボランティアチームが派遣され、岩手県宮古市、釜石市で活動を行いました。この活動を引き継いでいくため、学生によってチーム名が「Blue Bird」と名づけられ、以後、春期と夏期の休暇ごとに活動を行っています。
時間の経過につれ、活動内容は、被災した建物の泥だしや畑の瓦礫撤去といったワーク、仮設住宅に暮らしていらっしゃる方々との交流から、被災地研修、公民館などでのお楽しみ会やバザーの開催へと変化しています。グロリアス・クワイアによる病院や高齢者施設でのハンドベルコンサートや、2013年からは宮古市主催の東日本大震災追悼式でのベルの演奏奉仕を続けてきました。
2014 年8 月には教育、文化など様々な活動で相互連携を図る「青山学院女子短期大学と宮古市との連携協力に関する協定」が締結され、2018年には「アートでつながる壁画プロジェクト」を企画し、宮古港フェリーターミナルビルに壁画を設置しました。
またこの活動を支えるためのチャリティコンサートを開催したり、青山祭での報告なども行い、多くの方々と被災地への思いを共有しています。

熊本地震被災地支援ボランティア

2016年4月14日に発生した熊本地震の被災地支援のため、新たなボランティアチーム「Blue Bird」が結成されました。阿蘇地域の視察、農業支援を行い、また、子ども学科の学生を中心に、阿蘇市内の保育園業務の補助を行うなど、被災された住民、学生、さらに現地のボランティアスタッフと直接ふれあうことで、被災地の実態を学びました。
2017年は青山学院大学ボランティアセンターとの協働で活動し、2018年は再び本学単独のチームを結成しました。阿蘇地域では被災した大学の移転により、それまで農作業の手伝いを担っていた大学生が減り、農園の人手不足が深刻な問題になっています。学生たちは被災地支援を通じて農業が抱える課題について考える機会も得ています。
これらの活動を通して、学生一人ひとりが見聞を広めることができました。今後、熊本地震やそこで展開するボランティア活動の実態をどうやって伝えていくのかが、学生たちの課題となります。

アートでつながる壁画プロジェクト

2018年6月に岩手県宮古市と北海道室蘭市を結ぶ、岩手県初のフェリー航路が就航しました。フェリー就航は東日本大震災からの復興施策の一つであり、北海道と首都圏の物流の需要なルートとなることが期待されています。これを記念して、宮古市、青山学院、女子短期大学の三者が「アートでつながる壁画プロジェクト」を実施し、「海」「交流」等をテーマとする壁画を宮古港フェリーターミナルビルに設置しました。
宮古市は、震災後に青山学院の女子短期大学、高等部、大学が被災地支援活動・交流の拠点としています。このプロジェクトには、フェリーで結ばれる宮古市と室蘭市の児童、生徒と、青山学院の幼稚園から大学までの園児、児童、生徒、学生に加え、2016年の熊本地震被災地支援ボランティア活動で本学と交流をもった九州ルーテル学院の生徒も参加しました。
震災後、年月の経過により、被災地との関わりが「支援」から「交流」に移行しており、このプロジェクトによって地域間の交流がいっそう豊かなものになることが期待されます。

青山壁画プロジェクト

青山学院女子短期大学は、2010年11月に開学60周年を迎え、それを記念して学院に隣接する六本木通り擁壁に、「青山壁画プロジェクト」として、壁画制作を実施することになりました。青山学院に隣接する六本木通りの擁壁の落書きは美観を損ねた状態で長い間放置されていますが、2007年12月、落書き消去支援活動を行っている東京都青少年・治安対策本部より青山学院に、この場所での話が持ちかけられ、その後、学院の中でも美術系のカリキュラム・教員を擁する女子短期大学が、開学60周年である2010年度に落書き消去及び、壁画制作を実現することとなりました。本学の学生に参加のボランティアを募り、教職員、学生を合わせて、延べ約130名が参加しました。壁画制作は、2011年3月4日(金)に着手し、4月上旬に完成しました。