特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)

青山学院女子短期大学は、2007年度に「健康教育授業を軸とした健康支援」、2003年度に英文学科が実施している「外国人教員による英語のコーディネート授業」( Introductory College English(ICE)とIntermediate College English(INCH) )が、文部科学省の「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)」に選ばれました。

通称GP ( Good Practiceの頭文字)と呼ばれるこの事業は、特色ある優れた教育を実践している大学や短大を選び、社会に広くその情報を提供して日本の高等教育の活性化に役立てようというものです。

「健康教育授業を軸とした健康支援」について

運動風景

本取組は、2000年度からスタートした新しい健康教育カリキュラムを軸に、それまで取り組まれてきた課外活動等を再編強化したものであり、(1) 体育の授業を全学必修の「健康教育科目」として再編成し、科目内容は選択制としました。

これを軸に、さらに、(2)学生の体力向上・健康増進支援を目的とする「健康支援プログラム」によって健康教育科目を側面から支え、(3)学生・教職員が思う存分スポーツ活動を楽しむことができるよう「課外活動プログラム」を充実させました。

本取組の目的は、学生の体力・健康増進・意識の向上、生涯スポーツ活動を見据えた運動習慣の基礎づくり、そして社会のあらゆる局面で積極的に貢献しうる教養ある女性の育成に向けて総合的な支援を行うことです。

採択理由

教養教育における体育関連科目を健康教育科目として整理し、これを軸に「課外活動プログラム」と、体力診断や体力テストなどを含む「健康支援プログラム」を結びつけて学生の健康意識を総合的に高めたもので、健康増進をはかるプログラムという観点から捉えた場合、きわめて優れた取組であるといえます。

心や体の健康が十分ではない学生が増加している今日、教養教育科目の中で健康教育科目に着目して全学必修科目とし、さらに自分の体を自分で管理し、楽しんでスポーツを行う仕組みを作ったという点でユニークです。短期大学の教育課程における教養教育の持つ意味を新たに考える試みであり、他大学の参考になる取組として高く評価できます。

(特色ある大学教育支援プログラム実施委員会「審査結果について」より)

「外国人によるコーディネート授業」について

コーディネート授業

英語の基礎教育科目、Introductory College English(ICE)(1年次)、Intermediate College English(INCH)(2年次)は、教材・副教材・宿題・試験問題などの内容を統一し、週単位で進度を揃えるコーディネート授業です。

授業は英語のネイティブ・スピーカーの教員チームが担当し、英語のみで行なわれます。教材は自主作成したものを3年周期で改訂します。2年次の授業は、現代世界の重要トピックを取り上げた英文を読み、要約を作り、関連文献を探し、友人と議論をし、自分の意見を書き、クラスでプレゼンテーションをするという形で進められます。

採択理由

キリスト教主義に基づいた教育と学問研究という建学の理念のもとに、国際理解を深め英語力を高める取り組みであり、10年以上英語教育の経験のあるネイティブ・スピーカーによる語学のコーディネートがされ、「読む、聞く、書く、話す」の4技術が総合的に訓練されることにより、学生達にとって確実に語学力のつく授業です。

日本人の語学教育を向上させるすぐれた教育方法であり、小、中、高の英語教育を見直すことにも大きくつながります。国際社会での日本のあり方を考える面でもぜひ定着させたいプログラムです。

(特色ある大学教育支援プログラム実施委員会「審査結果について」より)