学長メッセージ

女子短期大学 学長 八耳 俊文
女子短期大学 学長
八耳 俊文
Toshifumi Yatsumimi

他者とともに、社会に貢献できる女性を育みます

青山学院女子短期大学の教育理念は、キリスト教の信仰にもとづく教養教育を授けることにあります。これは創立以来、変わることはありません。では教養とはなんでしょうか。世の中では知識が豊富な人を教養があると言ったりします。知識の量が教養なのでしょうか。そうではなく、様々な考えや立場があることを知っているということです。自分の現在の知識や考えにとらわれない、他者の存在に関心と尊厳を払い、意見に耳を傾け、そして自分の不完全さを常に意識する、これが教養の姿です。目立たないもの、声の小さいものに関心を向けるのも教養です。人間は社会的存在で、他者との関わりの中でこそ教養は大切になります。個人を豊かにするだけでなく、平和で希望ある社会、それは持続性のある社会でもあり、その構築に教養は重要な役割を果たします。本学は教育理念に、社会で積極的に貢献をなし得る女性の育成を掲げていますが、これには社会づくりも含んでいるのです。

青山学院女子短期大学は長い歴史をもっています。しかし伝統に満足することなく、常に現代社会での大学のあるべき姿を追求してまいりました。今後もみなさんが生きる社会がどうあるべきか、個人が生きる上で何が大切か、考え続け、実践してゆきます。